就労継続支援B型は発達障害でも利用できる?結論と選び方
2026年9月15日

結論:発達障害の方が就労継続支援B型を利用できる場合があります
「発達障害があるけれど、就労継続支援B型は利用できるの?」——まず結論からお伝えします。発達障害の特性がある方でも、就労継続支援B型を利用できる場合があります。ただし、病名や診断だけで「利用できる」「向いている」と一律に決まるわけではありません。利用できるかどうかは、お住まいの市区町村がお一人おひとりの状況をふまえて個別に判断します。
私たちみらいろ(兵庫県高砂市)は就労継続支援B型の事業所です。高砂市・加古川市・姫路市・播磨町・稲美町の方からご相談をいただくこともあります。この記事では、なぜ「一律には決まらない」のか、その仕組みと現場のようすを、やさしくお伝えしていきますね。
理由:利用可否は診断名ではなく個別の支給決定で決まるから
就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに、自分のペースで作業に取り組める福祉サービスです。そのため、報酬は「給与」ではなく工賃という形でお渡しします(工賃額は作業や状況により異なりますので、詳しくはお問い合わせください)。
利用できるかどうかは、次のような点をふまえて市区町村が総合的に判断します。
- これまでの就労経験や体力、体調の状況
- どのような支援や配慮があると働きやすいか
- 必要なアセスメントの結果
また、年齢についても、B型には法令上一律の上限はなく、年齢だけで可否は決まりません。まずは市区町村や相談支援の窓口へご確認いただくのが安心です。
具体例:みらいろの作業と、あるメンバーさんのようす
みらいろでは、こんな作業に取り組んでいます。
- ネット物販の袋詰め・梱包作業
- 検品
- パソコンでのデータ入力作業
取り組みやすい手順や環境は一人ひとり異なります。作業内容は個別支援計画と日々の相談をもとに確認し、手順の見える化や説明方法など、必要な支援を一緒に考えていきます。
現場では、最初に作業の手順を一緒に確認し、分かりにくい点があれば相談しながら進めています。口頭だけでなく見本を示すなど、伝え方を調整することもあります。どの方法が合うかは人によって異なるため、ご本人の意向を伺いながら確認していきます。
もちろん、こうした支援がどなたにも同じように当てはまるわけではありません。だからこそ、日々の相談を通じて一人ひとりに合った関わりを探していきます。なお、お一人おひとりに合わせた個別支援計画はサービス管理責任者が作成し、私たち支援員は日々の相談や作業のサポートを担っています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 障害者手帳がなくても利用できますか?
手帳の有無だけで可否は決まりません。状況によりご相談できる場合がありますので、まずはお問い合わせください。市区町村での個別の支給決定が必要です。
Q2. B型を利用すると発達障害が改善しますか?
福祉サービスは治療ではありません。症状の改善を保証するものではありませんので、治療については主治医にご相談ください。B型は「働くこと」「日中の活動」を支える場です。
Q3. 短時間から通えますか?作業は選べますか?
通所日数や短時間利用、作業の選び方は事業所ごとの運用や個別の状況によって異なります。どなたにも必ず可能とはお約束できませんので、見学の際にご相談ください。
まとめ:まずは見学・相談から始めましょう
あらためて結論です。発達障害の特性がある方も、就労継続支援B型を利用できる場合があります。ただし、診断名や年齢だけで決まるものではなく、市区町村の個別の支給決定によります。まずは公的な窓口や事業所へご確認いただくのが確実です。
みらいろでは、施設紹介・見学や仕事内容のご案内をしています。「自分に合うか不安」という段階からご相談いただけます。お問い合わせから、どうぞお気軽にご相談くださいね。あなたのペースを、いっしょに大切にしていけたら嬉しいです。
※2026年9月3日 現在の情報です。制度・金額・条件は変更される場合があるため、最新情報は事業所および市区町村・日本年金機構・ハローワーク等の公的機関へご相談・ご確認ください。


