統合失調症と就労継続支援B型|利用や相談の進め方をやさしく解説
2026年7月30日
「統合失調症があるけれど、就労継続支援B型は利用できるのかな」と検索された方へ。まず結論からお伝えします。病名だけで利用できる・できないは決まりません。就労継続支援B型は、体調や生活のリズムに合わせて、自分のペースで作業に取り組める福祉サービスです。利用できるかどうかは、お住まいの市区町村が一人ひとりの状況を踏まえて個別に判断します。まずはお気軽にご相談ください。
結論:病名ではなく「あなたの状況」で個別に判断されます
就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに、自分のペースで作業に取り組める場です。「統合失調症だから利用できる/できない」というように、病名だけで決まるものではありません。就労経験や体力の状況、必要な支援などをふまえて、市区町村が個別に支給決定します。
また、治療や症状に関することは主治医など医療の専門家へ、利用の可否はお住まいの市区町村や相談支援へご確認いただくのが確実です。私たち事業所は、日々の作業や相談を通じて、あなたの「できた」を一緒に積み重ねるお手伝いをします。
- 雇用契約を結ばず、自分のペースで作業できます
- 作業に対しては「工賃」をお渡しします(金額は作業や状況により異なります)
- 通所日数や短時間利用などは、体調に合わせてご相談できる場合があります
なぜB型が「自分のペース」に向いているのか
就労継続支援B型が大切にしているのは、無理のないペースで作業に慣れていくことです。体調に波がある日でも、その日にできる範囲で取り組めるよう、支援員が日々の相談やお声かけを担います。個別支援計画はサービス管理責任者が作成し、それをもとにチームで支援していきます。
作業内容は、ネット物販に関わる商品の出品・梱包・検品や、商品の魅力を伝えるPOPづくりなど、さまざまです。詳しくは仕事内容のページもご覧ください。
みらいろの現場から:色ペンが紡ぐ、商品との出会い
先日、あるメンバーさんがPOPづくりに取り組んでいました。商品の魅力を色ペンで手書きする作業です。品物をそっと手に取り、パッケージの色や印象をたしかめてから、「この色がいいかな」と考えるようにペンを選んでいました。
ペン先が紙に触れたとき、その表情が少し変わったように見えました。味の説明というより、「このラーメン、おいしそうでしょ」という気持ちが、色選びと字のバランスに自然とにじんでいるようでした。完成したPOPを少し離して眺める姿には、どこか誇らしさが感じられました。
この一枚が、いつか誰かの「食べてみたい」につながる橋になる。出品や検品と同じように、こうした作業も誰かとちゃんとつながっているのだと、そばで感じた時間でした。作業の進め方は一人ひとり違ってよく、その方に合ったペースを大切にしています。
よくある質問(FAQ)
Q. 手帳がなくても相談できますか?
A. 手帳の有無だけで利用の可否が決まるわけではありません。状況により相談できる場合がありますので、まずはお問い合わせください。市区町村や相談支援との調整が必要になることもあります。
Q. 体調に波があっても続けられますか?
A. その日にできる範囲で取り組めるよう、支援員が日々の相談を担います。通所日数や利用時間については、体調に合わせて個別にご相談ください。
Q. 工賃はどのくらいですか?
A. B型は雇用契約を結ばず、作業に対して「工賃」をお渡しします。金額は作業や状況により異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
まずは見学・相談から
あらためて結論です。統合失調症があるかどうかではなく、あなたの体調や生活の状況をふまえて、利用できるかどうかは市区町村が個別に判断します。私たちは、無理のないペースで「今日もできた」を積み重ねられるよう、一緒に考えていきます。
みらいろは兵庫県高砂市にあり、高砂市・加古川市・姫路市・播磨町・稲美町などにお住まいの方からご相談をいただいています。施設紹介・見学のページやみらいろについてもご覧いただき、気になることがあればお気軽にお声かけください。見学の可否や対応内容は状況により異なるため、まずはご相談ください。
※2026年9月21日 現在の情報です。制度・金額・条件は変更される場合があるため、最新情報は事業所および市区町村・日本年金機構・ハローワーク等の公的機関へご相談・ご確認ください。


