「ここ、傷じゃなくて…」。検品で見つかる、ものを見る目の成長
2026年7月14日
最近、ハンドメイド作品が話題になることが多いんですね。ちょっとした傷やゆがみも含めて「手作りの温かさ」として受け入れられるっていう話を聞いたとき、ぼくは思いました。一方で、ネット物販の世界では、商品の状態をていねいに見極めることが、受け取った誰かの笑顔につながるんだな、って。
きょう、検品作業の現場で、あるメンバーさんが商品をじっと見つめていました。🔍
検品というのは、梱包する前に、商品にキズや汚れがないか、ていねいに確かめる作業です。見た目には小さなことかもしれません。でも、この一つひとつの確認が、遠く離れた誰かのもとに届く商品の質を守ることになります。
そのメンバーさんが、光に透かせて商品の表面を見ていました。少し眉をひそめて。「ここ、傷じゃなくて…」とつぶやいて、もう一度、別の角度から見つめ直していました。職員に「これ、製造の時点からついてるものですね」と相談している様子が見えました。
ぼくがいいなあって思ったのは、その瞬間のことです。✨
最初は「傷かもしれない」と気になったけど、よく見たら「そうじゃないかもしれない」に気づいた。そうやって、ものを見る目がだんだん鍛えられていくんだな、って。判断に自信がないときに、職員に相談できる環境があること。そして、その相談が「ジャッジ」じゃなくて「一緒に確認する」という形になっていることが、ぼくにはいいなあって映りました。
検品をしていると、商品の細かい部分が見えてきます。素材のざらざら具合、色の濃淡、縫い目の均等さ…。最初はそういう違いが分からなくても、毎日丁寧に向き合うことで、目が育つんですね。🌱
その日の作業が終わったあと、「きょう、ここの商品、全部合格でした」という声が上がっていました。その一言が、そのメンバーさんの表情をやさしく変えていました。「できた」の実感は、こんなふうに積み重なるんだな。
検品という小さな仕事が、実は、ものを見つめる目、判断する力、そして「自分にもできるんだ」という自信につながっていく。就労継続支援B型みらいろは、そうした一つひとつの気づきを大切にしながら、メンバーさんの自立への道をそっと支えています。🌈
もし、こうした日々に興味をお持ちでしたら、いつでも見学や相談をお気軽にどうぞ。


