「ここ、傷がありますね」。小さな発見が、仕事をていねいに変えていく。
2026年6月25日
最近、地域のあちこちで夏のイベント情報が飾られているのを見かけます。夏祭りや感謝祭、地元の商品を売る様子。そういう場面を見ていると、ぼくはいつも思うんです。こうして誰かが丁寧に商品を手に取り、選んでくれるって、すごく大切なんだな、って。🌈
きょうも、みらいろの作業スペースで検品作業が進んでいました。ネット物販で扱う商品が、本当に傷や汚れがないか、一つひとつ丁寧に確認する仕事です。
あるメンバーさんが、ひとつの商品を手に取ったとき、ふと動きが止まりました。視線が一点に集まっている。何かに気づいたんだろうな、と感じました。
「あ、ここ、傷がありますね」
静かな声でしたが、その一言には、ちゃんと商品を見つめる目が込められていました。ぼくが傍に寄ると、確かに小さな傷がありました。光の角度によっては見落とすかもしれないような、本当に小さなもの。けれど、その人の目には映っていたんです。☺️
その後、そのメンバーさんは検品のペースが変わったように見えました。一つひとつの商品に向ける時間が増えて、目の動きがより丁寧になっていく。最初は流れ作業的に見えていた作業が、今は「この商品を、次のお客さんに届ける前に、ちゃんと確認する」という気持ちが、指先にこもっているんだと感じました。
小さな傷を見つけたことが、その人の中で何かが変わったのかもしれません。「気づく」というのは、ただ目で見ることじゃなくて、心を向けること。その瞬間から、同じ作業でも全く違うものに変わっていくんだと、ぼくはあらためて気づきました。✨
ネット物販の仕事って、実はこういう「気づき」の積み重ね
就労継続支援B型みらいろでは、メンバーさんがネット物販に関する様々な作業に取り組んでいます。出品、梱包、検品、シール貼り、在庫の記録。一つひとつの作業は、見た目には地味に見えるかもしれません。
でも、検品みたいに商品と真摯に向き合う作業を通して、メンバーさんたちは「自分の仕事が、誰かの手に届く」という感覚を少しずつ掴んでいくんです。🌿
兵庫県高砂市・近隣エリアで、自分のペースで働く準備をしたい、という方。あるいは、今の自分に合った仕事の環境を探したい、という方。みらいろは、そういう一人ひとりの歩みを、個別支援計画にもとづきながら支援していく場所です。
見学や相談は、いつでもお気軽にどうぞ。ぼくたちは、皆さんとの出会いを心待ちにしています。


