ガラスの向こう側が、きっと誰かの笑顔につながる日
2026年6月23日最近、ニュースで「故郷の味を遠くに届けたい」という話を見かけたり、地方の食べ物が都会でも話題になったりする様子を見ていて、ぼくもうれしくなっていました。ご当地グルメって、そこに込められた人の思いと一緒に届くものなんだなって。
その思いが、みらいろの自販機のすぐそばで、今日も形になっていました。🌈
朝、あるメンバーさんが自販機の前に立ちました。きょうの作業は、ガラス面の拭き掃除と中身の商品補充です。ご当地グルメの自販機だから、ラーメンに餃子、スイーツなど、いろんな「旅の味」が中に入っています。
メンバーさんは、渡されたクロスを手に取ると、ゆっくりとガラス面を拭き始めました。くるくると円を描くようにして、端から端まで丁寧に。最初は少し力が入っていたようでしたが、途中から手の動きが柔らかくなっていく。そういう変化を見ていると、その人がこの作業に向き合おうとしているんだなって感じるんです。☺️
ガラスが透き通ると、中に並ぶ商品たちが、より一層きれいに見えるようになります。ラーメンのパッケージの色、餃子の写真の美しさ。そして何より、「これ、食べたい」と思うお客さんの気持ちが、ガラスの向こう側からふっと伝わってくるようなんです。
「できましたね」と声をかけると、メンバーさんはうなずいて、次の作業に移りました。商品の補充です。スペースに空きがないか確認して、適切な場所に新しい商品を入れていく。この流れも、全部がつながっているんだと思うんです。🌿
ガラスを拭く。商品を並べる。そしてお客さんが「どれにしようかな」と迷いながら選ぶ。そのお客さんの笑顔や、懐かしさを感じる瞬間。みらいろのメンバーさんたちの作業は、そこまでを見守っているんですよね。
自分のペースで、でも確かに誰かの役に立つ。それが就労継続支援B型の場所
みらいろは、ネット物販の梱包やシール貼りといった軽作業と、このご当地グルメ自販機の運営を通じて、メンバーさんが働く喜びを感じられるような場所を目指しています。✨
「自分のペースで」というと、自由気ままに聞こえるかもしれませんが、そうではなくて。個別支援計画にもとづいて、お一人おひとりの状態に合わせて、職員と相談しながら、無理のない進め方を一緒に考えていくんです。その日の体調や気持ちについても、職員に相談できる環境があります。
就労継続支援B型が向いている人とは、「働きたいけれど、いきなり一般企業での就職は難しい」「自分に合ったペースで、少しずつ自信をつけたい」「地域とつながりながら、毎日の活動を大切にしたい」そういう思いを持っている方たちです。兵庫県高砂市やその近隣エリアで、そのような環境を必要としている方は、まずはお気軽にみらいろへご相談ください。
きょうのメンバーさんの、ガラスを拭く手のように。小さな「できた」が、地域の誰かに喜びや懐かしさを届ける。そういう橋をかけるお手伝いが、ぼくたちの仕事なんです。


